AI を使わない

僕は AI を使いません。いや、正確に言うと使っていますが、用途は限定しています。具体的には Grammarly で英文校正してもらうくらいです。他の、なんかいろいろなやつら、使おうと思ったことすらありません。

英文校正になら使うというのは、結果の正否を自分で判断できるからです。結果をレビューしきれない (質的にも量的にも) 用途に AI を使う人の気が知れません。そういうのは非常識だと思っています。

なぜ AI を使わないか。まず、僕は AI が持続可能だとは全く思っていません。開発会社の過剰投資で経済が持たない。エネルギー消費が大きすぎて環境が持たない。雇用が壊れて社会が持たない。

開発会社が利用料金を数十倍に値上げして実質庶民には使えないものになるのが先か、文明が崩壊するのが先か。株式市場のバブル崩壊はもっと早く来年にははっきりするだろうと予想しています。

雇用について言うと、一番割を食うのは今の10代20代あたりの人で、就職できない以上に就職してもやる仕事がない、職業人として経験を積むためのステップが取っ払われてしまう、というのが本当に大問題だと思うんですが、ここに危機感を持っている人が多くないようで心配です。

最近は AI の影響なのでしょうがソフトウェアの脆弱性報告が追いきれないほど急増していたり不正アクセスや情報漏洩のニュースが続発していてセキュリティが心配な人も多いと思います。この状況は AI が暴き尽くすまでまだしばらく続くでしょう。

ただ僕は本当に重大な事件は別のところで起こっているはずだと思っています。今は何でもかんでも無分別に AI に頼る人が多いようですが、そうしているうちに会社組織のなかで仕事を把握している人間がいなくなります。皆 AI に任せてんだからそりゃそうなる。

そうなったあと何が起こるか。誰も実務を掌握していない組織などソーシャルエンジニアリングのカモにされるのがオチです。今のトレンドはシステムトラブルとかクラッキングの類ですが、これから人間臭い詐欺事件が主流になるでしょう。

AI を美少女とかに擬人化している人は、うさんくさい自称コンサルのおっさんに一度置き換えてみてください。自分が危なっかしいことをしていることに気がつくんじゃないでしょうか。


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